2014年10月20日月曜日

新宿にある行列のできるシュークリーム屋さん「ザクザク」

ザクザク クロッカンシュー

新宿駅東口改札を出てすぐ、ルミネエスト地下1階にあるシュークリーム屋さんに行ってみました。

夜でも帰宅途中のサラリーマンなどがお土産、自分用に買うのか、いつも10~15人の行列ができているみたいで、前々から気になっていました。

もともとは北海道に拠点があって、新宿店が本州初上陸なのだそうですが、そんなことより、並ぶ価値があるのかレビューしてみたいと思います。

なぜ並ぶのか


店内でシュー生地の焼き上げ、クリームの製造、焼きあがった生地にクリームを詰める作業をしているから、という理由が購入前の予想でした。ただ、それだと製造フローやレジのオペレーションに改善可能な点があって、行列が「できてしまっている」ような感じなので、並んでいる最中はちょっとイライラしてしいました。20分くらい並んで、ようやく買えたあと、30分程度のお持ち帰り時間で食べてみたのですが、食べてみてまっとうな理由があることに気づきました。

[caption id="attachment_1741" align="alignleft" width="225"]クロッカンの生地 大量に焼き上げられたクロッカンシュー生地[/caption]

[caption id="attachment_1744" align="alignleft" width="266"]手で詰めるクリーム 焼き上げられたシュー生地に、専用の機械を使いながら手でクリーム詰め。生地が縦に長いので、長い針のようなクリーム挿入口になっている。[/caption]

[caption id="attachment_1746" align="alignleft" width="267"]手で袋詰め クリームの入った生地を、これも手で袋詰め。[/caption]

[caption id="attachment_1745" align="alignleft" width="257"]レジ前 お会計はiPadが2台。これはレジ業界の観点から見ると面白い。(販売にレジスター不要な時代になってきた!?)[/caption]


生地がナッツを含んだパリパリカリカリの仕上がりなのですが、中にクリームを注入すると、クリームのしっとり感で次第に生地もしっとりしてきます。そのため、お客さんの並び具合、購入数を見ながら、「クリーム注ぎたて」を渡さないと、特徴であるパリパリカリカリ感が失われてしまうのです。従って、レジ横に並ぶ袋詰めされたクロッカンは、お客さんの購入数より多くて3~5本程度に抑えています。ベストはお客さんの購入数ピッタリが並んでいることなのでしょう。

「もっともおいしく食べられる時間を極力長くするため」、クリーム注入、袋詰め、レジの時間を調整しているので、行列ができているんだなあと食べた後、納得しました。

作られて30-45分後に食べましたが、既に記事の底面にはしっとり感がありました。おそらく、一番おいしく食べるタイミングは、買ったその瞬間食べることでしょう。前に並んでいた何名かもそれを知ってか、その場でほおばり始めていました。ただ、駅改札の近くで、人通りも多いので、なるべく東口を出たところにある広場とかで落ち着いて食べた方が良いでしょう。

肝心の食べごたえ


[caption id="attachment_1747" align="alignleft" width="300"]ナッツとシュガーが表面にたっぷり ナッツとシュガーが表面にたっぷり[/caption]

[caption id="attachment_1748" align="alignleft" width="300"]しっかりクリームが入っています 先端から先端までしっかりクリームが詰まっています。[/caption]


生地表面はナッツとシュガー、中にはクリームがしっかり入っていて、生地の甘さ×クリームの甘さのダブル攻撃です。ただ、しつこい甘さではなく、生地もクリームをお互いを立てるような、別々の甘さになっているので、口の中で広がった後はしっかりのどに消えていく、はかない甘さになっています。飲み込むと消えてしまうので、どんどん頬張りたくなります。

また、食感もナッツと焼いたシュガーのカリカリ感、クリームのふんわり感がしっかり別々に楽しめるようになっています。具体的には、歯はカリカリ、舌はふんわり、という感じです。そのそれぞれの食感に対して、ナッツの甘さ、シュガーの甘さ、クリームの甘さが複合的に働きかけてくれるような感じで、口の中にクロッカンがある間は結構しあわせです!

まとめ


そんなこんなで、ゲームのブログなのに食レポをやってしまいました・・・

いや、最近「バトルフィールド4」を始めて、けっこう頭を使うので、糖分が足りていない感じだったのですよ。

そんな糖分不足なんか一発で解消してくれる、ルミネエスト新宿B1にあるクロッカンシュー「ザクザク」は、ブレインワークの多いゲーマー諸君にはお勧めです。

2014年10月18日土曜日

娘へのクリスマスプレゼントで間違えないために:『クッキングママ わたしの スイーツショップ』 ほか

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10月も半ばに差し掛かり、クリスマスが近づいてきました。このころから、小売店では男の子向けだけでなく、女の子向けのゲームが特需的に売れ始めます。

例えば、『とんがりボウシと魔法の365日』や、『わがままファッション ガールズモード』など3DS向けのタイトルが続々と売れていきます。

特需的なので、小売店のバイヤーが慣れていないと在庫切れを起こしやすく、お父さん、お母さんが「今欲しいのに!」という時期で品切れが発生します。

今年もそろそろそんな時期なので、どんなタイトルが今年は品切れを起こしやすいか予想してみます。

クッキングママ わたしのスイーツショップ(11/6発売)


クッキングママ パッケージ

 

シリーズ累計1,200万本突破の定番お料理系ゲーム。「ちゃお」などの雑誌で紹介されると客足が動くようで、従ってターゲットは低年齢の女の子。おそらく、タイトルが難しいのでサンタさんのお願いには「お料理のゲーム」と書かれて、サンタさんが頭を悩ませるであろうタイトル。また、かろうじてタイトル名が分かっても、検索結果のトップにいかがわしい系のサイトが表示されてしまうため、検索もしずらい。店頭で店員さんに聞くか、運よく面だしで陳列されて見つけるかでなければなかなかたどり着けない商品。

ゲーム内容は1,200万本の累計出荷があるだけあって、毎度しっかりしたお料理ミニゲームに仕上がっている。今回は料理をスイーツに注力し、クリスマスらしい「ブッシュドノエル」など見たことはあるが、名前のわからないスイーツをつくることができる。

クッキングママ ケーキ

あとは詳しくはこちらの動画を見てご確認ください。(YOUTUBEに動画がなかった。信じられない!)

公式サイト動画:http://www.ofcr.co.jp/new/cookingmama_sweets/sweets_movie.html








 

まほコレ 魔法☆あいどるコレクション(11/20発売)


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パッケージの見た目が少しだけ「とんがりボウシと魔法の365日」に似ている。それだけで十分、サンタさんを惑わせる力を持つ。

ゲーム内容は基本的には着せ替えでおしゃれを楽しんで、舞台でリズムゲームで踊ってアイドルになっていくもの。

それ以上に、見た目で攻めに来ているのがガンガン伝わってくる一品。

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[embed width="600" ]http://youtu.be/_xzJaTYqo7Q[/embed]

これは「オシャレで魔法のアイドルのゲーム」みたいな依頼になるのでしょうか。プリキュアみたいなやつ、と言われることも考えられます。この場合は本当にプリキュアのゲームかもしれないので、画面写真などでよく確認する必要があるかもしれません。








 まとめ


10/17現在、11月までで発表されているタイトルは以上のため、現状はそこまでトリッキーな展開にはならなそうです。しかし、まだ12月タイトルが続々と発売し、もはや紹介しきれないほどパッケージと内容がかぶってきます。

「アイカツ」なんかは、紹介した「まほコレ」とニアミスします。似すぎです。クリスマスプレゼントに娘さんからゲームをねだられたら、上手に確認しないと今年も思わぬ間違いをしかねないラインナップです。

去年のアイカツ








今年のアイカツ








 

2014年10月16日木曜日

『妖怪ウォッチ2 真打』最安値を探せ!

妖怪ウォッチ2 真打 いよいよ発表になった「妖怪ウォッチ2 真打』。 売れることは間違いなしですが、そんな中どのお店が安いか価格チェックしていこうと思います。 なお、それぞれ初回特典の「激レア「Zメダル」ブチニャンメダル」はついてくるようです。

Amazon




なんと10/15時点で値下げなし!レベルファイブ強い!

楽天


こちらも定価。









nojima


激安の殿堂、ノジマ電機はなんと 4,060円(税込)+ポイント40円分といきなり20%OFF相当。やってくれます。

ノジマオンライン 妖怪ウォッチ2 真打



ヤマダ電機


ポイントを入れると最安値水準。4,370円(税込)+472ポイント。

ヤマダ電機 妖怪ウォッチ2 真打

妖怪ウォッチ2 真打

TSUTAYA


なぜか予約受付終了しているツタヤ。商品登録が不完全なだけかもしれません。 (10/17時点でカート再開を確認!)

価格は定価。

TSUTAYA 妖怪ウォッチ2 真打

総括


やはり現金ではノジマオンラインが最安値。続いてヤマダ電機がポイント還元含めれば4,000円を切って最安値。 店舗特典がない限り、このどちらかで購入するのが良さそうです。 なお、既に予約転売が出始めているので、クリスマスに間に合わせる場合は早めに予約をした方が良いでしょう!

(おまけ)「妖怪ウォッチ2 真打」とは


2014年7月10日に発売された「妖怪ウォッチ2 元祖・本家」の別バージョン。「ポケットモンスター」で例えると、赤・緑が出た後の青バージョン。 元祖・本家・真打のシナリオは基本的には同じだが、「真打」は12/20公開の映画に連動したストーリーを追加。 また、「ともだち」にできる妖怪や、出現するボスなどが「元祖・本家」とは異なる。まさにポケットモンスターの赤・緑・青のような違い。 ポケットモンスターと違うのは、「真打」には「元祖・本家」のセーブデータや「ともだち」になった妖怪が引き継げること。   こんなに人気なのは妖怪のせいなのね~。

安い着物、骨董品を探すのにピッタリなお店

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楽天で新規開店した骨董屋さんが、オープンキャンペーンで安く販売しているので、着物や骨董品をお探しの場合は覗いてみるといいかもしれないです。
ゲームしながら日本酒飲んだりするとき、ちょっといい器で飲みたくなったりするので、そういうときにも良いかもです。(今ならポイントも10倍らしいです)

金の蔵屋楽天市場店


商品の一例






















ところで、このお店を見つけたついでで、楽天でとんでもない商品を売っているお店があることに気づきました。。。業務用にもほどがある!


















ポイント10倍らしいので、(ほんとかな・・・)本当だとすると、130万とか280万ポイント入っちゃいます。すご。

というか、何に使うのかしら。この機会もポイントも。

2014年10月15日水曜日

「ファイナルファンタジー」がいっぱい出ている件

ふと気が付くと、「ファイナルファンタジー」の名のつく新作が直近でいくつも出ることになっている。


    1. ファイナルファンタジー レコードキーパー (DeNA) (リリース済)
      TVCM
      [embed width="600" ]http://youtu.be/7WLjJDwEtHg[/embed]
      プロデューサーインタビュー
      [embed width="600" ]http://youtu.be/lEwows0mmOw[/embed]

    2. ファイナルファンタジー ATRNIKS DIVE(GREE)
      事前登録ガチャ
      (これだけ動画ない!?)

    3. FFVII G-Bike
      [embed width="600" ]http://youtu.be/B9An7rhOpm8[/embed]

    4. ファイナルファンタジーエクスプローラーズ
      [embed width="600" ]http://youtu.be/rU9YT4DdyMo[/embed]

    5.  ファイナルファンタジーAgito+
      [embed width="600" ]http://youtu.be/BNgoEtVsc28[/embed]

    6.  ファイナルファンタジー零式HD
      [embed width="600" ]http://youtu.be/82BDPIxczZI[/embed]

      零式は3rd Birthdayをやっていると、そっちの方がバトルの新鮮味があったのでなんだか飽きちゃった記憶が。
      それはさておき、おまけのFFXVが肝心ですね。

      [embed width="600" ]http://youtu.be/fnDxg2afpCE[/embed]



うーん。多い。「ファイナルファンタジー」を全て愛する「ファン」の人って、そんなに多くないのでは?ということを感じさせるラインナップの詰まり具合。

確かにFFXI以降、全てのFFを遊んでいるという人は少なくなっていそうだし、実際そうなのかもしれない。

ドラゴンクエストもXでオンラインになったし、全シリーズを欠かさずプレイしました!という人は少なくなってくるかもしれない。

 

そうすると、IPもの、シリーズものの意義って、既に変わってきているのかもしれない。

 

あ、こういうのもあるか G-Clusterで遊べるFFシリーズ(http://gcluster.jp/games/sqex/index.html)

「山猫は眠らない」をHULUで見る

SNIPER

最近はサバイバルゲームにはまっていて、その流れでいくつかミリタリー系の映画を紹介してもらいました。

その中の一つが「山猫は眠らない」、原題「SNIPER」です。

邦訳がかっこよすぎて、中身をみるといつ「山猫」がでてきて、「眠らない」のか終始気になりまくり(きっとあのシーン)なんですが、映画の中身としては原題の「SNIPER」の方が適切というか、もろスナイパーのお話です。

あらすじをとても荒くいうと、「スナイパーのおっさんが若者の世話をする羽目になって、若者がやらかしておっさんがひどい目にあうんだけれど、若者も最後はがんばっちゃう」お話し。すごく昭和感あふれる、ほのぼのピリピリなスナイパーの日常ストーリーです。きっと2年くらい前に流行った、日常系の亜種ですね。

銃としてはAK47のスナイパー版(Dragnovなのかな?)とかが出てきました。詳しくはよくわかりません。サバゲの装備の参考のつもりで見たのですが、やはりAK47がかっこよくて他の銃に注目できませんでした。

 

さて、肝心の映画の見方ですが、TSUTAYAで借りようとしたら取り扱いがなかったので、仕方なくHULUで見ました。今だと2週間無料だそうです。
 ※(2016/6/8更新 Huluで既に配信されていないようです。キャンペーンも現時点ではやっていないかもしれません)


90分、おっさんスナイパーを堪能して、まだ2週間無料なので、ついでに「戦国自衛隊1549」と「ヒトラー 最期の12日間」を見ました。どちらもサバゲーの参考のためですが、「ヒトラー」の方は「おっぱいぷるんぷるん!」の元ネタでもあったので見てみました。(「おっぱいぷるんぷるん」についてはニコニコ大百科参照)

「おっぱいぷるんぷるん!」は、実際はシリアスなシーンでそんな空耳している場合じゃない感じでした。第二次大戦中のドイツを美化しているという批判もあったような気がするので事実かどうかはさておき、戦時中の混乱状況という観点で見るならば、見ておいた方が良い映画な気がします。ある種の洗脳状態に自然と陥っていく様子が、さりげなく上手に描かれていると思います。

「戦国自衛隊」は、歴史の修正力という謎の物理法則が刺激的でした。

 

というわけでHULUは暇つぶしにはちょうど良くてお勧めです。

【SEGA】初音ミクのフィギュアが激安の件

どうしてSEGAのフィギュアはこうなるのか・・・
REAL ACTION HEROES 初音ミク -Project DIVA F-がいまだに売切れずに55%OFFで販売中・・・。









【楽天ブックスならいつでも送料無料】REAL ACTION HEROES 初音ミク - Project DIVA - F

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価格:10,584円(税込、送料込)






Amazonに至っては69%OFF...

買ってあげたいとは思うんだけど、どうも球体関節が・・・苦手で・・・

かわいそうだから、売れ残っちゃうなら作らないでよ・・・

やっぱりねんどろいどか、同じ値段ならばマックスファクトリーのこれとかのほうが良いと思ってしまって、救ってあげられない・・・。








ワンダーフェスティバルで実物を見てきたけれど、もう瞬時に欲しくなるくらいのクオリティーだったなあ。(2回クリックで1,500pixelまで大きく表示できます)

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ちなみにこれも気になる(意外と楽天の方が安い??)










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2014年10月10日金曜日

Originで「Dragon Age : Origins」と「Bejeweled 3」を無料配布中!

なんと、EAが自社販売プラットフォームのOriginで「Dragon Age : Origins」と「Bejeweled 3」を無料配布中です。記載はないけれど、期間限定と思われます。

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集客のために定期的にこのようなキャンペーンができるのは、色々な意味ですごい。普通は社内の開発チームからも反発があるはずなので、相当トップダウンでやっているのではないかな。

まあそんなことはさておき、ダウンロード!

2014年10月1日水曜日

ゲームのゆくえ 2014年上半期

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このサイトの名前は「Gameforecast.net」ですが、日本語では「ゲームのゆくえ」という意味で使っています。

ところどころ、サーバー費用を捻出する関係でアフィリエイト広告メインの記事を書いていますが、このサイトは将来のゲーム産業のゆくえを推測して、記録していくために作っています。

2014年2月から開始して、2月~9月のTGS前までは、スマホだのMOBAだのOCULUSだのでテーマが入り乱れ、方向性の見えにくい状況でしたが、なんとか考えがまとまってきたので、2014年上半期のまとめとして残しておきます。

2014年上半期:ゲームを取り巻く環境


ゲームを取り巻く環境を、次の4つの論点に分けて考えたいと思います。

  1. 端末

  2. 技術

  3. 収益構造

  4. ゲームデザイン


ただ、よくあるビジネス的な視点で語ると、結局将来が見えにくい議論になるので、この論点を「自分」の観点から語ります。

せっかくの自分のブログサイトなので、持論が入ってもいいでしょ!ということで、早速始めます。

1)端末


ポイントから言えば、今のゲーム産業を分かりにくくしている原因は「端末」にあります。ゲーム専用機(アーケード)、コンシューマー機(家庭用据え置き機)、モバイルデバイス(スマートフォン、タブレット)、OCULUS的なやつなど、ここ3年ほどでゲームが遊べる端末が急速に増えてきました。

ビジネス的な考え方をすると、端末の普及台数や、ユーザー属性(課金のしやすさ)、端末スペック(通信性能、処理能力)というような観点でこの「端末」カテゴリをみることになります。例えば、普及台数はスマートフォンが抜群だが、通信や処理能力に不安があるから、ハイクオリティーなゲームは提供できない、一方で、ハイクオリティーなゲームを提供するとなると、専用機やタブレットだが、技術が限られる・・・みたいな議論によくなります。ひどくなると、すべての端末に提供できるような、ユニーバーサルなゲームデザイン、技術はないか・・・みたいな議論にもなります。正直、毎回この議論はだれの、なんのための議論なんだろう?と思っていましたが、最近答えがわかって、作り手の、一番儲かりそうな端末はどれか、という、作り手中心的な考え方だということに気づきました。ビジネス思考≒作り手思考になってしまっているところに、違和感があります。

これに対して、「自分」の観点で「端末」というカテゴリを見つめてみます。正直、これまでにないレベルで高性能な端末以外で、ゲームは遊びたくないです。どれだけスマホやタブレットの性能が上がろうが、所詮はPCや専用機のたどった性能なので、興味がありません。どれだけゲームの遊「べる」端末が出現しようが、私には興味ありません。ゲームを遊ぶにふさわしい端末でこそ、ゲームで遊びたいと思います。そのような端末ならば、スペック、ユーザー属性は自ずと決まり、処理ならなんでもできる、ゲームで遊びたい人が買う端末になります。こうなれば、議論のぶれようがないです。処理はなんでもできるのだから、技術で過度に悩む必要はないし、ゲームデザインにも過度に制約はかからない。

このように、端末を固定化してしまえば、あとの議論は比較的すすめやすくなります。

ということで、以後の技術、収益構造、ゲームデザインは、既出の端末カテゴリごとにまとめてしまえば、案外すんなりと方向性がまとまります。

2)技術


■ゲーム専用機
ゲームデザインが求める筐体を設計できる自由度があるので、技術はその自由度を実現するために重要になる。ソフト側よりハード的な話、しかも技術革新というよりかは、既存技術の応用で何とかなる場合が多い。ハードの工夫で新しいものが生まれる可能性が高い。なお、ここでいう専用機は、アーケードもそうだが、いわゆるクラウドゲーム向けのサーバー、ゲーム用PCも含む。(というか、アーケードもクラウドサーバーも広義にはハイエンドPCだ!)

■コンシューマー機
新世代機が前世代機の延長なので、あまり変わり映えしない。処理能力は上がっているので、描画やAIの技術は磨けるかもしれない。PS4にシェア機能が追加されているが、今のところインパクトなしだし、きっと開発も提供されるAPIでなんとかなっているので、通信周りの技術向上に繋がるかは私は懐疑的。ありものの延長。

■モバイルデバイス
技術の観点ではもっとも危ない。DSやPSPの開発に傾倒しすぎて、欧米に技術で劣るようになった過去が日本にはあるが、目先の儲けでモバイルに注力すると、おそらく二の舞を踏むことになるのでは。描画、AIはさることながら、通信も基本はPCゲームの転用、しかも非同期が多いので既存技術の使いまわし。今は儲かるかもしれないが、あとで食っていける技術かというと、きっとそうではないだろう。

■OCULUS的なやつ
感触まで入るようになればソードアートオンラインみたいになって楽しいですね。

 

というわけで、技術の面では、「ゲーム専用機に必要なものはなにか」を突き詰めていくことがもっとも発展性があり、今後の方向性だと思います。ゲームの品質を度外視して、いつもゲームしたい、みんなが持っている、という携行性に執着していると、ずーっとモバイルに目を向けることになり、PSP時代の失敗を繰り返すことになると予想しています。

3)収益構造


スマホのゲームが異様に儲かるのは、MMOのガチャの導入と決済手段の多さがポイントであって、それはどの端末でも流用可能なので、あまり語る必要がないかなと思います。ここからゲームの議論を出発させると、下手なコンサルみたいな議論になりがちでもあるので、あまり好きではありません。面白いゲームには、ファンとして、投資の意味を含めてお金を払います。ファンならそうすると思います。お金を頂くということは、まずそこからだと思います。

4)ゲームデザイン


FPSやMOBAの流れで対戦ゲームが主流になり、e-SPORTSがこの流れに拍車をかけていますが、一方で最近はCo-op(協力)ゲーも増えてきており、一概に対戦が重要とは言い切れない状況です。

これはどの端末でも共通していますが、他人と遊ぶことは面白みを増幅させるので、それだけは逃さず入っていれば良いのではないでしょうか。どう他人と遊ぶかは自由だと思います。

Call of Duty でさえ、対人マルチも人気ですが、同じくらいCo-opのゾンビモードの人気ですし。

だいぶ浅いコメントにしていますが、あえてそうしています。だって、この部分はアイデアの源泉であるし、盗まれたら嫌ですから!

まとめ


というわけで、方向性が明確に見出せるのは、端末を絞って考えたときの技術のゆくえになってきます。コンシューマー機、モバイルはとりあえずそろそろ限界が表れてくるのではないでしょうか。

来年の今頃までには、新しい形での「ゲーム専用機」というものが出てくる気がしてなりません。それはきっと、Steam Boxみたいなものでも、単純なゲームサーバーのコンシューマー版(いわゆるクラウドゲーム)でもないと思います。なにか、アーケードの香りのする、ゲームのための機能と性能を備えた、ゲームを趣味とする人のための筐体が出てくるといいな!